ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2009
IPSJ/SIGSE Software Engineering Symposium (SES2009)
〜 未来志向のソフトウェア工学 (次の10年に向けて) 〜
日程:2009年9月7日(月) 〜 9月9日(水)
場所:東京女子大学 (167-8585 東京都杉並区善福寺2-6-1)
ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2010は無事終了いたしました。
沢山の皆様のご参加を感謝しております。ありがとうございました。
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開催にあたって

ソフトウェアエンジニアリングシンポジウムは、情報処理学会ソフトウェア工学研究会の旗艦イベントと位置づけられ、今年4回目を迎えます。国内においてソフトウェア工学に関わる研究者・技術者・実務家が集い、議論を交わし、最新の研究と実践についての情報を得られるような場として、多くに方に認知されています。

昨年、ソフトウェア工学は満40歳の誕生日を迎えました。1968年、ドイツのガーミッシュで開催されたNATO科学技術会議がソフトウェア工学の原点と言われており、そこでソフトウェア開発に関わる課題と今後のあるべき姿について議論されました。一方、昨年は米国の金融危機を発端に経済が世界的に停滞期に入った年でもありました。ソフトウェア工学にとって、40歳は社会的変動の年でした。百年に一度の経済危機と言われていますが、危機は裏を返せば新しい時代に移行するために歴史が我々に提示する機会と捉えることができます。実際、パラダイム変革の節目には危機と呼ばれる時期があったのは歴史が示す通りです。今年のソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2009(略称SES2009)では、次の10年に向け、ソフトウェア工学のビジョンや方向性を議論する「未来志向」を主テーマとします。

キーノートスピーチ、パネル、チュートリアルは、SES2009の主テーマである「未来指向のソフトウェア工学」に沿って企画しました。キーノートスピーカとして、Kyo Chul Kang浦項工科大学校教授と西垣通東京大学教授をお招きします。Kang教授はソフトウェアプロダクトライン(SPL)研究の世界的第一人者であり、今回はSPLの話と共にソフトウェア工学研究の未来について語っていただく予定です。西垣教授は人文から自然科学までを含んだ情報学を研究されており、これからのコンピュータのあり方について「こころ」の側面からお話していただく予定です。ソフトウェア工学はソフトウェアを築き上げるための技術ですが、社会や人々の心の変化と無関係でいるわけには行きません。技術論だけではなく人文社会科学的な洞察力が必要であり、今回のキーノートが、今後私たちがどのようにソフトウェア工学と向き合って行けばよいか考えるきっかけになれば幸いです。パネルでは、ソフトウェア工学の未来について議論する予定です。「ソフトウェア工学の未来を語る ― Kang先生を囲んで」「未来指向のソフトウェア工学研究 ― 世界を見据えた研究を行うには」の2つを用意しました。また、ソフトウェア工学サマースクールと称して4つのチュートリアルを用意しました。ソフトウェア工学の基礎から最新の話題までカバーしました。

シンポジウムのメインは優れた論文発表にあります。今年は24件の発表があります。今年は未来指向を意識し、特別に「招待論文セッション」を設けました。ここ2、3年の間にICSEやFSEなどの著名な国際会議で発表した論文を紹介していただく予定です。World Wideに研究活動を行うことに対する刺激になるだけでなく、日本もソフトウェア工学研究で頑張っていることを参加者の皆様に伝えられるのではないかと思っております。また、昨年に引き続き、テーマを設定した議論の場としてワークショップを企画しました。1日かけて活発に議論いただけると期待しております。

今年のシンポジウムは、新しい時代に向けた情報化社会のあり方、その情報化社会を支えるためのソフトウェア工学のあり方について議論できる場としたいと思います。

主催
情報処理学会ソフトウェア工学研究会
協賛
情報処理学会 組込みシステム研究会
電子情報通信学会
日本ソフトウェア科学会
日本科学技術連盟
ソフトウェアテスト技術振興協会
ソフトウェア技術者協会
UMLモデリング推進協議会
情報サービス産業協会
情報システム学会
電子情報技術産業協会
XMLコンソーシアム
後援
情報処理推進機構
国立情報学研究所 先端ソフトウェア工学・国際研究センター